2017年4月1日土曜日

「ふるさと」連作の新作6点のうちの一点です。

8月の夕方6時、美術館玄関の横のツキミソウに2センチほどの小さなバッタが掴まっていた。黄色の和紙で出来たようなツキミソウの花やツボミをよく見ると、すぐ隣のツボミに脱皮したばかりの空の皮膚が掴まっていた。脱皮中は全く無防備なのでバッタは世界で一番頼りになるツキミソウを選んで脱皮をした。よく見るとバッタとツキミソウのツボミの色,形態は殆ど兄弟関係にあるほどに似ているという事に気がついた。自然のフシギな配置である。

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