2017年9月30日土曜日

入館者の  感想/Review  2017−69、2017−70をスキャンして載せます。

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今年の夏、大観峰あたりの大草原にはナデシコがあちこちに野生で咲いていました。雨の中、車を走らせ途中止まってはナデシコの写真を沢山撮って来ました。
それらの写真を拡大して調べていると、美術館の「野の花遊歩道」の「朱ラン」の花を食い散らしていた、あの「不細工ではあるが愛らしい虫」がナデシコの花に隠れている写真を一枚発見しました。現地では気がつかなかったものが写っているのは、写真の強力な一面です。雨の中、花弁の陰に隠れてはいますが、明らかに花弁を相当に食い散らしています。花弁もすでに半分離れて垂れ下がっているものもあり、この虫の食欲の強烈さが見えます。
「野の花遊歩道」の「朱ラン」を食い散らしていたこの虫は、近くで写真を撮っていると、何気ない様子でフーッと飛んで行ってしまいます。そして人がいなくなった後、またやって来て食事を始めます。なかなか利口な奴です。
この虫をインターネットで調べて見ました。いろいろ発見しました。
名前は「クロウリハムシ」と言います。かなりの困り者で、ナデシコやキューリなどを食い散らして、困っている農園家が多い。地中に卵を産み大量に発生する。来年、ナデシコの苗を歌人Yさんから分けてもらう予定の「野の花遊歩道」ではどのような対策をとるべきかを考えました。
「野の花遊歩道」は虫など生物は殺さない、というのが基本です。どうやらこの虫は、ネギ、タマネギの匂いを嫌い、ナデシコや朱ランの横に「コンパニオン プランツ」として植えておけば、「クロウリハムシ」は近づかない、という事です。来年の「野の花遊歩道」はネギ、タマネギを大量にあちこち植える事になりそうです。
「野の花遊歩道」のおかげで、いろいろ自然界についての発見があります。
(撮影、編集:岡本)

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2017年9月29日金曜日

入館者の  感想/Review  2017−68をスキャンして載せます。
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2017年9月28日木曜日

蝶のアサギマダラは、季節によって2000キロを移動し、国境を越えて渡りの旅をします。フジバカマの蜜を吸って、この蜜に含まれるアルカロイド系毒性で鳥に食べられないようにしています。いつの日か、「野の花遊歩道」のフジバカマにやって来る事もあるでしょう。
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2017年9月26日火曜日


美術館の「野の花遊歩道」には、フジバカマが今、一本有り、ツボミが咲こうとしています。フジバカマの苗を新たに2本植えました。合計3本になりました。フジバカマには「アサギマダラが飛んで来る」という事です。アサギマダラがいつかこのフジバカマの群生(?)に飛んで来てほしいという遠大な計画です。(撮影:串山、編集:岡本)

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