2017年7月31日月曜日

8月1日より年間を通して月曜日、火曜日、を入館料無料で公開します。

岡本陸郎美術館は2006年にオープンしました。

美術館開設の当初からの目的は、真の美術、芸術というものを一般の人々に出来るだけ見る機会を持ってもらい、それによって、文化の理解に寄与したい、という事でした。

ニューヨークの近代美術館はモマMOMA(Museum of Modern Art)という愛称で親しまれていますが、毎週金曜日の4時から入館料を無料にして一般の人に公開しています。金曜日には毎週長蛇の列が出来て、人々が普段はあまり触れることのない美術、芸術を気軽に見る機会を持っています。これによって、ニューヨーク在住の人や旅行者も大挙して文化、芸術に気軽に触れる機会を持っています。

当美術館は開設にあたって、展示空間の建築デザイン、壁面構成、照明、などに
MOMAと遜色ない水準を目指しました。また、展示作品の水準も20、21世紀の芸術の最高水準を目指し、500年、1000年後に振り返って、恥ずかしくないものを展示するという高い目標を持っています。

月曜日、火曜日を入館料無料公開にし、水曜日、金曜日、土曜日、日曜日をこれまで通りの入館料で開館をしていきます。 木曜日の休館日はこれまで通りです。

 月曜日、火曜日の無料公開を当美術館の将来にわたる伝統として受け継いで行きます。これにより、一般の人々に芸術、美術に気軽に触れる機会を多く持ってもらい、また日本、地域の文化の活性化にも寄与できればと思っています。

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美術館の「野の花遊歩道」は、花忍が咲き誇っています。太ったミツバチが蜜を求めて飛んで来ています。花忍は、まぼろしの花と呼ばれています。阿蘇、くじゅうの野山に自生していたと言われている草原の植物ですが、今ではほとんど見かけることが出来ない希少野生植物です。
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2017年7月30日日曜日

美術館の「野の花遊歩道」は、阿蘇ノコギリソウが満開し、ヤマホトトギスが希少な花を咲かせています。
「野の花遊歩道」は50種類ほどの野の花が植えてあります。写真入りの名札を全部につけています。何が植えてあるか、いつ咲くのかが全部わかるようにしてあります。

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昨日7月29日の映画会にはたくさんの方が参加されました。

次回の映画会は8月12日に行います。

2017年7月26日水曜日

今年も4本の映画を隔週の土曜日の「映画と星空の会」で上映します。

7月29日土曜日には 4時45分から、最初の映画を上映します。

戦場からのラブレター/ Testament of Youth    2015 
原作 ヴェラ・ブリテン   監督 ジェームス・ケント

2015年にニューヨークで封切られたイギリス映画ですが、日本では劇場上映はされていません。そのため、まず殆どの日本の人は見たことがない映画です。しかし、幸運にも DVD が発売されて日本語字幕も付いているので美術館で上映することが出来ます。
1914年頃のイギリスの若者達が大学進学すると同時に、第一次世界大戦が勃発します。ドイツとの戦いに愛国心に燃えた若者達が出征して行きます。その兄弟や恋人を見送る作家志望の妹のヴェラ・ブリテンの原作:Testament of Youth  から映画は作られています。 戦後にこの本は発売され、イギリスでベストセラーになりました。
事実に基づいた冷静な眼差しというのは、作り物に無い迫真力を持っています。

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