2017年11月9日木曜日

美術館の「野の花遊歩道」 に先日歌人Yさんからナデシコの苗を贈り物で植えてもらいました。高原の冬がまもなく始まるのですが、Yさんから
山の上の今宵の雨は寒かろと植ゑしばかりの苗案じをり枯草のべべ着せたれどナデシコを植ゑし大地の土の冷たさ」の短歌が送られて来ました。ちょっと心配になり返歌を俳句で、
いとけなきナデシコ赤児やや案じ」「枯れ草のべべは寒きとむずかりて」「湯たんぽはカイロはどこだの親ごころ」「高原の白き雪たち遠慮せよ」「木枯らしの吹き抜く冬や短かかれ
しかし、長年の経験のあるYさんは落ち着いて
ナデシコは子だくさんにて大きい子小さい子もみなすくすく青し」「よき花を咲かするためにはこつありて雨の日肥料ひと粒を置く」「神佛風に預けしちさき苗春には山染めピンクに咲かむ」との励ましをもらいました。来年にはきっと華麗な花が咲いているでしょう。(撮影:串山&岡本  編集:岡本)
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